2012年1月29日日曜日

Android を adb 接続したら "error insuffieceint permissons for device" となり接続できないときに対処

Galaxy Nexus を Ubuntu 11.10 をいれたマシンにつないで、 adb コマンドを使おうとしたとき、


$ adb shell
error: insufficient permissions for device



$ adb devices
List of devices attached 
????????????    no permissions 

とでて接続できなかったので、対処法をメモ。


 まず、端末側のUSBデバッグが ON になっているかを確認する。
Android 4.0 (ICS)だと、設定 → 開発者向けオプション → USBデバック にチェックをつける。


次にマシン(Ubuntu)の設定を変更する。
以下のURL手順に従う。

http://developer.android.com/guide/developing/device.html#setting-up


/etc/udev/rules.d/51-andorid.rules を作成します。
中身はこんな感じ↓

  SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0bb4", MODE="0666", GROUP="plugdev"

idVender はメーカーによって固有の番号が振られているので要確認。上記の "0bb4" は HTCの Vender ID です。Sumsung だと "04e8" にする必要があります。

その他の Vender ID は上記のURLを参照してください。


そして端末をマシンにつないで

$ adb devices
List of devices attached
0146975A1500C011        device

となどと表示されればオッケー。英数字の部分は端末によって違います。


しかし、それでもうまくいかない時があるようで、そういうときは root 権限で adb を再起動してあげる必要があるようです。
以下のコマンドを入力します。


$ adb kill-server 
$ sudo adb start-server 


以上です。
これでも adb でAndroid端末が認識されないっていうときは、他の原因を疑ったほうが良いと思います。

2012年1月14日土曜日

[Android] Xperia acro (IS11S) root化まとめ

au版Xperia acro (IS11S) のroot取得とやったことをまとめてみます。


acroのAndroidバージョンは 2.3.4 、ビルド番号は「4.0.1.B.0.112」です。


まずroot化し、Superuserアプリを導入します。
以前はXperia acroのrootを取得するには「DooMLorD's Easy Rooting Toolkit」というソフトを使用します。


現状だとWindowsのみ対応しています。私はWindows 7(64bit) を使用しました。
ダウンロードは以下のURLから。  [Donwnload Links] とかいてある箇所の DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zip をダウンロードします。

私がダウンロードしたときは v4 ですが、新しいバージョンが出ているときは最新版を使うといいと思います。


http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1321582


ダウンロードしてきた zip を展開すると「files」というフォルダと「ruume.bat」というファイルがでてきます。


acroをつないで runme.bat を実行すると自動的に  root 権限が取得され、busybox、su などが自動的にインストールされます。
終了すると端末がリブートされます。端末が起動するまで通常より時間がかかって少し不安になりますが、じっと待ちます。。


端末が起動し、アプリ一覧に Superuser があればroot化成功です。




あとは root 権限がないと動作しない以下のアプリを入れました。
定番ばかりですが、acro(というかXperiaシリーズ)は内蔵ストレージが少ないことと、プリインストールアプリがいろいろはいっていて邪魔という不満がありますが、それが解消されます。
  • Titanium Backup
  • SetCPU
  • Root Explorer
  • Link2SD
acro は購入時に 32GBのSDカードが付属するので、SDカードの容量には余裕があります。


私はUbuntuをメインで使っているので、Gparted を使って、ext3 のパーティションを作成し、Link2SD用としました。
Link2SDの設定方法については詳しく説明してある以下のURLなどを参考にどうぞ。

http://armalitexyz.jp/archive/2011/05/06/2011050501.php




あとはカメラのシャッター音を消し、通知バーを入れ替えました。


acro の通知バーはほぼAndroidの標準のものと同じものです。
最近の通知バーはメーカー各社によってはじめから手が加えられていることが多いです。特にSHARPなどはゴテゴテに通知バーにアイコンが並んでいて邪魔なくらいです。


SHARPほどとはいかなくても、Wi-fi、自動回転、bluetooth、マナーモードが切り替えられるスイッチくらいは欲しいものです。
以下を参考に SystemUI.apk を入れ替えました。


http://cameme.org/root/Article479/


ちょっと文字が見にくくなりましたが、特に問題ない範囲なので気にしないことにしました。




acroはrootを取らなくても十分使えるので、取らないつもりでしたが、内蔵ストレージが少ないのに耐え切れなくなったので、root化してついでに通知バーも変更してみました。


Android OS 1.5や1.6 のときはとにかく root 取らないと使ってられないほどだったのが懐かしいです。
最近の端末はスペックもあがり、OSも安定してきたので、rootを取らなくても十分使えるのでいい時代になったものです。


最後に、root権限を取得するのは自己責任で。。